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青色申告に必要な帳簿
青色申告をするためにどの帳簿を提出すればいいのか。本やネットで調べてもよくわからなかったので聞いてみました。
私「備付帳簿名に○をつける欄ですが、これは何を提出すればいいかよくわからないんですよ。」
税務署「・・・使う帳簿ということですけど・・・」
私「本にはあれとこれとなんとか帳を出せと書いてあって、注意書きに『事業内容によっては提出しなくてよい帳簿もあります』なんて書いてあって、結局何が必要なのかわからないわけです。」
税務署「んー、この欄に関してはですね、例えば○をつけたのにその帳簿を提出しない、あるいは、○をつけていない帳簿を提出した、というのは問題にならないです。要は青色申告の要件を満たす帳簿が提出されるかということです。」
私「正規の簿記の原則に従った会計帳簿を作って、それに基づいて貸借対照表、損益計算書を作成すればそれでいいってことですか。」
税務署「そうです。」
私「仕訳帳と総勘定元帳だけ作って、仕訳帳に全取引を記帳して、総勘定元帳に個別転記するっていうのでもいいわけですか。」
税務署「大丈夫ですよ。それが基本中の基本ですから。総勘定元帳を作ればそれに全部記帳されますからね。それで問題ないですよ。でも頻繁に発生する勘定科目については補助簿があってもいいと思いますよ。現金出納帳、預金出納帳、売掛帳、経費帳とか。青色申告うんぬんでなく、実務上の話で。」
どの帳簿をつけるか考えた結果、仕訳帳と総勘定元帳に○をつけました。
青色申告の参考リンク
正規の簿記の原則について
参考リンク:正規の簿記の原則と複式簿記
要は複式簿記で漏れなく記帳して、証拠書類(領収書など)を保管しとけばいいんです。
複式簿記でなくても正規の簿記の原則に従っていればOK。青色申告承認申請書の簿記方式の選択欄に「その他」という選択肢もあります。しかし、そんなややこしいことを考える暇があったら本業に力を注いだほうがいいです。
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